わたしの実家は貧乏です。
私の大学の学費を払えているのが奇跡なくらいお金がありません。
でも、田舎の公立の学校に通い続け、物欲もそんなにない私は、高校まで何不自由なく育ってきました。
親がお金ないと言ってるだけで、むしろそこそこ余裕があるんじゃないかと思ってました。
しかし、東京の私立の大学に行ってからは、嫌という程家計の現実を見せつけられました。
まだ、何も知らなかった大学1年生の夏、韓国語の勉強にハマっていた私は、韓国に留学したいと両親に言いました。
「うちにはお金がないとよ、何言ってるの?」
と、大反対されました。
大反対と言うか、もはや論外扱い。
その時は、まだ韓国語を始めたばかりだし、「1年間ソウルで遊びたいな〜」というのが本音だったので、悔しく思いつつ、引き下がりました。
思えばこれが、
あ、うちって本当にお金ないんだ。
と知ることになったきっかけだったと思います。
大学生になってから、仕送りもなかったし、
今もバイト漬けの毎日です。
でも、3年生になって、将来のことを考えた時、将来やりたいことが絶望的になかったんです。
少なくともこれからの10年くらいの人生を決めるってときに、やりたいことが何にもない。
あ、これやばいわ。
と思いました。
私このままやったら、つまらない職場と家の往復で人生終わるわ。
と悟りました。
そして、仕事、将来のこと全部無視して、
“今”やりたいことはなんだろうって考えた時に、
0.3秒で「留学」が出てきました。
もう、行くしかないと思いました。
時期的に就活不利になるよとか、
そんな、わがまま言うなとか
散々周りに言われましたが、
就活のために生きてる時間が24時間×30日×6ヶ月=4320時間があることが私には異常に思えたし、
私の人生、私のわがままきかせてなにが悪いと、開き直りました。
この1ヶ月、ブログを書かなかったのは、留学準備で大忙しだったからです。
書類を揃えて、学校に申請をして、書類を揃えて、奨学金の申請をして、留学先の大学を選んで、語学面接の勉強をして、、、留学ってすごく大変だなと思いつつ、
でも、一度決心したら、こんなに簡単に行けるんだな、とも思いました。
お金はどうするの?
という親の疑問には、2つの方法で応える予定です。
①留学奨学金を使います。
留学奨学金は、普通の奨学金より保護者の収入条件が甘く、利用しやすいのと、
給付型(返さなくていい)が多いのが特徴です。
併用できるものもあるので、
大学の留学や、奨学金の事務所に問い合わせてみたり、
現在進行形で自分でアンテナを張っています。
最近は、留学の奨学金が増えていて、2年前よりも条件や待遇が良くなっていることもプラスに向いていると思います。
また、現地の大学でも留学生対象の奨学金制度を設けている学校があるので、大学選びの時に参考にしました。
②休学をして、お金を稼ぎます。
実家の経済力では、5年生分の学費を1年間払うことができないので、
半期は休学してその分学費を浮かせて、
かつ、働いてお金を貯めておくという方法を取る予定です。
他にも、留学先を、現地の生活費が安い地方の学校にしたり、寮費が安いところにしたり、お金を節約する方法はたくさんあります。
留学の準備をしている時、自分は留学で1番何がしたいのかをずっと考えてました。
自分の優先順位を考えて、なにが無くてもいいのかを考えて、節約できる方法を考えてました。
ワーキングホリデーじゃないのも、
やっぱり、「私は勉強がしたかったから」
という結果です。
留学は、行きたいなら絶対行くべきと、行く前から思ってますし、
宗教かのように、聞く人聞く人が、口を揃えてそう言います。
まだ申請しただけなのに、もうすでにこんなにワクワクしています。
韓国でなくても、
貧乏で、留学ができないと思っている皆さん、
できます。
経済的な理由とか、親がダメだと言ったとか、
自分以外の理由で
やりたいことやなりたい自分を、諦めないでください。
くじけそうなときは、やりたいことを全力で考えて、頑張りましょう。
私もこれから、面接とか語学の勉強とかいろいろ頑張ります。
<追記>
さらに詳しく別のブログで書きました。