20歳と38度線

K-popと政治問題だけでは語れない朝鮮半島について書いています。

38度線平和活動と私

 

2017年の夏、私は日本コリア未来プロジェクト 主催の38度線平和活動に参加してきました。

 

www.waseda.jp

 

 

日本コリア未来プロジェクトは早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンターの公認を受けたボランティアサークルです。(略してニッコリ)

 

 

38度線平和活動はサークルの柱となる活動の一つで、

 

 

毎年夏に韓国の延世大学の学生と一緒に38度線付近の韓国の村に行き、ボランティアをします。

 

参加費用はかなり安くて、7日間の村での生活費と食費合わせて去年は2万円でした。(航空券とソウルでの宿泊代を合わせても私は5万円くらいでした。)

 

 

 

私がこのサークルに入ったのが、2017年の春です。

 

 

その前から、語学の授業で先輩がチラシを配っていたので存在は知っていました。

 

 

当時の私は本当にどこにでもいる女子大生で、

 

社会問題、政治問題にとんと興味がなく、

 

38度線活動がメインテーマに添えていた「韓国の地雷問題」に行き着くまでの道のりは遠すぎました。

 

さらに、”ボランティアサークル”に対して偏見を持っていたので、

 

もちろん「ニッコリ」のことは完全スルーでした。

 

 

しかしその後、日韓アイドルから日韓の外交問題に興味が出始め、

 

 

おむすびころりん以上に興味が坂をころがりはじめ、

 

 

韓国の現代史、社会問題を経て、ニッコリにたどり着きました。

 

 

 でも、入った後もまだ、

 

「夏、安くで韓国行ける」感が抜けきれてなくて、

 

これから見る景色で自分の人生が変わるなんて1mmも予想せずに

 

38度線へ行くための成田ー仁川便に乗り込んだことを覚えています。