20歳と38度線

K-popと政治問題だけでは語れない朝鮮半島について書いています。

韓国10日間、無料のプロジェクトがあります。

3月1日から10日まで、日韓文化交流基金が主催する「日本大学訪韓団第3団/日韓近現代史歴史探訪団」に参加してきました。

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2/28に東京都内で事前研修があり、日本全国から集まった大学生40人と韓国全土を旅をします。

 

 

ソウルで、ホームステイ中心の文化交流に重きを置いた第1団、第2団とは違い、

 

 

 

2・8独立宣言がなされた在日本韓国YMCAから始まる第3団の旅は、

 

 

主催の日韓文化交流基金でも初めての

 

 

「日韓のタブー史」をテーマとした旅でした。

 

 

韓国に残る日本植民地の痕跡を北上していき、最後は

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南北分断の象徴である板門店を訪れます。

 

 

 

内容もさることながら、

 

 

私がオススメしたいのは、何と言っても金銭面の手厚い支援で、

 

 

旅行費は全て無料、

 

 

出費は希望者のみ保険代と、贈答品代1000円 くらいで、

 

 

自由食の食費も基金からいただきました。(1食25000ウォンだからかなり余る。)

 

 

「わーお」というしかないこの待遇。

 

 

基金の9割の資金が外務省からの補助金だそうです。

 

いやはや、なんとまあ。

 

こそこそ一人分はいくらで……全員だと……と計算する学生もちらほらいました。

 

 

日本大学訪韓団の応募条件は、

 

①大学生であること

②一定の語学力(英語or韓国語)

③レポートを書く

 

書類選考のみで選ばれます。※詳しくはこちら 

 

 

 

面接もないので、地方の人も応募しやすいプロブラムです。

 

 

 

「日韓近現代史」というお堅いテーマでも、

 

 

無料となるとかなり参加するハードルは下がります。

 

 

そして、今回多くの大学生が多かれ少なかれ衝撃を受けたと思います。

 

 

短期留学を二回経験し、単なる文化交流に飽き飽きしていた私にもいい刺激になりました。

 

 

こういう気軽に参加できる、新しい視点のプログラムが、

 

日本の外務省の委託で行われているのに正直驚いたし、

 

 

多くの人に知られて、もっと気軽に、

 

政治や韓国が、

 

語られる場が増えたらいいなと思いました。

 

 

次回からは、ツアーで行った場所や韓国で遭遇したちょっとした事件を紹介していきたいと思います。

#JENESYS2017