韓国にあるソウル大学は、国内最難関というだけではなく、山の中にある大学としても有名です。
校内は坂道が多く、歩くのが大変。地図で確認しても、ソウル大学が4つの山に囲まれているのがわかります。
工学部の裏のクァンアク山に登れるということだったので、サークルの友達と4人で行ってきました。
ソウル大学正門から歩いてもいいのですが、それだとさすがに大変だということで、工学部の一番上までバスに乗りました。「建設環境総合研究所前」というバス停の目の前が山道の入り口です。
歩き始めると、最初から勾配がややきつめ。あちこちに大きな岩がころがっています。
韓国の山は岩山なんだな~~と実感します。
大きな岩の前で笑顔でパシャり。まだこのときはこれから困難が待ち受けていようとは思ってもいませんでした。
しばらく行くと二つに道が分かれていて、どちらにいこうか迷いましたが、
「氷!」
三月でも溶けていない氷を見つけたので、興味の赴くまま、右の道に走っていきました。(結果正しい道だったのでよかった)川全体が凍っていてとても不思議。少し行くと子たち達が滑り台のように滑って遊んでいて(とても危なそうだったけど)とても楽しそうでした。
しかし、ここからがとてもきつかった。
道はどんどん険しくなり、足場は岩ばかりに。時には凍った川の上を渡らなければならず、滑らないように慎重に歩きました……。友人たちが軽く勧めるので、本当にジーパンにトレーナーとただのスニーカーで来たのですが、それが大失敗。歩き始めると暑くなり、途中からダウンジャケットがお荷物になったり、お腹が空いても水しか持ってきていなく、栄養補給もできなかったり……。学校の裏山と甘く見てました……。しかし半分以上登ったため、引き返すこともできずにただひたすら登り続けました。
PM2.5や体力の衰えと戦うこと1時間半、ついに……
※叫び声注意
とても綺麗だった!!!!
頂上付近は足場が本当に狭く、支えもないので注意しなければならないのですが、その代わり360度の景色を楽しめます。
左手にはソウル、右側にはクァチョン市を一望できます。
スリル満点の絶景パノラマ!!!!
実は、私たちが行った場所は本当の頂上ではないのですが、軽装備でこの峰を歩くのは自殺行為なのでフォトスポットで満足しました。
達成感も味わって、あとはもう降りるだけ。
と思ったら、慣れない運動でガクブルの足と気の緩みで下る時に3回もこけました( ;∀;)
みなさん、家に帰るまでが登山なので気を抜かないように……。
帰りに、学校の近くの炭火焼き肉屋で打ち上げ。安い肉のはずなのに、登山の後だからかそれなりに美味しく感じました。
まとめ
とにかく上からの景色は最高なので、ソウル大学に留学したら一度は必ず(ちゃんと準備をして)クァンアク山に登ることをお勧めします。